Psycroptic / As The Kingdom Drowns
1. We Were The Keepers
2. Frozen Gaze
3. Directive
4. Deadlands
5. As The Kingdom Drowns
6. Beyound The Black
7. Upon These Stones
8. Momentum Of The Void
9. You Belong Here, Below
こんにちは、れどみねです。
今回聴いてみるアルバム。
オーストラリアのテクニカルデスメタルバンド
Psycropticの2018年リリース。7thアルバム、As The Kingdom Drownsです。
感想
#1 ノリ良くグルグルとしたテクニカルフレーズから始まり、爆走。
ツーバス連打エグいなぁなんて感じつつもエレクトロなギターがテラテラリフを。
サビもグロウルではあるけどコーラスのクリーンのおかげで歌い上げても気持ちいいだろうなあ。
#2 スラッシュメタルバンドにありそうな雰囲気の曲。しかしちょこちょこ入るオカズの手数が多いこと！
クルーヴィさも感じられてGoodだけど間奏がソロというわけでもないので失速感が少し残るかも。
ミドルノリだからこそ尚のこと。
#3 重い！初期のDecapitatedのようなオカズフレーズが気持ちいいなぁと思いつつ
ベースも基本的にギターをなぞってくるのでよく弾いてくるな...なんて感じました。
綺麗なクリーンのノリそうな曲だと感じたのである。
何度も言うがギターのフレーズがいちいち美味しい...
#4 ！？B級スラッシュ！？！？
Gama Bombのような入りを聴かせてくれグルーヴ系スラッシュのような曲調に変わる。
ただ、スラッシュというにはテクニカルすぎるリフなのである。
#5 入りは好きじゃない曲かなと思っていたけれどテクニカルに音数の多いフレーズで嫌いになれない。
むしろ好き。PanteraのThis Loveでミドルパートでの音数に目覚めてしまったのでそこはどストライク！
ピアノと女性コーラスで暗く冷たく終わる展開もかっこいい。
#6 目まぐるしくウネウネと動きいかにもテクデス風味を出してくる。
途中のサビで落ち着くのってメロデスといい、モダン化の影響なのかね？
そして珍しくベースの主張もありダークグラス系の音が聴こえてくる。
#7 暗く重く冷たい。ドゥーミーでありブラックであり。
刻みを聴くとテクデスだ、となるがこのブレなさが武器だなぁと感じる。
#8 前曲の重さを受け継いできたぞ。
だが前曲よりもグルーヴ感、モダンな感じを増して来ているがお得意のシュレッドなギターでそれを感じさせない。
またアクセントになるフレーズ、音で他の曲との差別化が感じられるのが面白いぞ！
#9 ラストはふわふわとした疾走！から落ち着いて男の子心をくすぐらせるギターサウンド！
僕がひねくれてるだけなのかもしれんが！！ノリの良く刻んで終幕。
まとめ
今回のアルバムもジャケ買いで聴くことを決定したアルバムです。
この手のジャケットは当たりかを見分けるのが難しい...
聴いていたら1枚通し終わっていました。すんなりと聴き込んでしまっていました。
ギターソロが主張しているのではなく、あくまでリフとして後ろで鳴っているギターとしてのシュレッドさがとても好みなバンドでした。
今回おススメするとしたら、そうだなぁ、同じくPanteraのThis Loveで落ちた人に特にって感じかなぁ。
